vs高松ファイブアローズ
ホーム最終戦となるシーズンの集大成。
フェニックスらしい戦いで連勝し、イースタン首位を固めろ!

 レギュラーシーズンのホームゲーム最終戦は、高松ファイブアローズ(以下、高松)。高松はインサイドにチームの中心がある。bjリーグを知り尽くしたセンター、ポール・ビュートラック選手(#7)は、インサイドの強さはもちろんだが、3Pも積極的に狙ってくる。マッチアップによってはペイント外に引きずり出され、ワンオンワンを仕掛けてくる。また、ビュートラック選手とともにインサイドで勝負するセンターのニカ・ウィリアムス選手(#32)は、リバウンドではそのビュートラック選手を凌ぐ働きをしている。この両者は特にオフェンスリバウンドに積極的に絡み、ふたりだけで1試合平均6本を稼ぐ。リバウンドという課題を掲げるフェニックスゆえに、このふたりをしっかりとボックスアウトし、セカンドチャンスを与えなくする必要がある。加えて若きフォワード、ケヴィン・スミス選手(#12)は得点、リバウンド、アシストに万遍なく能力を発揮している。

 チームが戦力を整えられない中、勝ち星につながらず厳しい状況に立たされた今シーズンにあって、日本人選手はその逆境を利用して成長し続けている。中でも菊池宏之選手(#11)はチームの中心を担っている。アベレージこそ10得点以下だが、直近10ゲームの平均得点は、11.9得点と安定して二桁を稼げるようになってきている。3Pの確率も上げていて、去る滋賀戦では2ゲームで10分の5(50%)を記録している。出場時間も長く、全体の5位となっている。その他、高田秀一選手(#41)は、高い打点から放つ シュートを武器にチームを牽引し、鈴木正晃選手(#22)は自分のポジションをしっかりとこなし、チームに貢献している。そして再びチームに加入した堤啓士朗選手(#10)もその能力を存分に発揮している。

 盛り上がりを見せる終盤、プレイオフの調整も重要な時期だが、フェニックスとしてはシーズンの集大成をブースターに披露しなければいけないゲームとなる。連勝はもちろん、どんなゲーム内容になるのかブースターの厳しい目が声援となって現れるだろう。厳しいディフェンス、そして素早いトランジションから速攻やアウトサイドシュートとまさに今季のフェニックスを象徴する最高のパフォーマンスを望む。高松の粘りに負けないこと、そして自分達のバスケットに集中すること。プレイオフ目前の完成したチーム。みどころ満載の最終戦となろう。
(文/岡島英樹)

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